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田舎暮らしを考えている方に

田舎の綺麗な空気と水、豊かな緑、静かな環境に憧れて、田舎暮らしを考えている方も多いと思います。

実際に都会から田舎に移り住んで望み通りのカントリーライフを楽しんでいる人を見ると、田舎に移り住みたい気持ちはますます高まってきます。

実際に私も四季工房の素晴らしい住宅を見てきたんですが、本当に憧れたものです。

しかし、憧れだけで田舎で暮らすことができるでしょうか?

美しい田園生活への憧れが強くなりすぎて、見なければいけないものが見えていないのかもしれません。

田舎で暮らすということは、そこで衣食住を営み近所との付き合いもするということ。

暮らしていくということに関しては都会も田舎も基本は変わらないのです。

自然環境に関しては都会とは比べようもなくいいのは当然です。

が、そこに見えていないものがあります。

田畑には農薬をまきます。

散布しているときの農薬の匂いは強烈です。

野焼きをしたりゴミを焼いたりして煙が流れてきます。

田畑に害鳥害獣が寄ってこないように数十分おきに爆音を自動的に鳴らす装置を作動させている農家もあります。

虫は数も種類も多いです。

大きな蛾や蜘蛛が家に入ってくるのも珍しくありません。

田んぼに水が入るとその日の晩からすさまじい蛙の鳴き声がします。

憧れの田園生活にはつきものなのです。

社会環境については都会との差があります。

大きな病院は近くにありません。

学校も近くにありません。

買い物についても不便なのは当然です。

豊かに揃った様々な商品から選ぶことなど考えてはいけません。

ネットを使えば取り寄せられるでしょうが、田舎ではネット環境が都会並みではないことも忘れてはいけないでしょう。

無人の山野で暮らすわけではないので、近所付き合いを考えないわけにはいきません。

というより、田舎では近所付き合いが最も大切なのです。

田舎の人はいい人が多いのは事実です。

しかし、そこは人間の社会、少しの行き違いで溝が深まることもあります。

田舎に移り住んだこちらのほうから挨拶をして話しかけるのが当たり前のことです。

田舎で暮らす様々な情報を得なければいけませんから、無駄と思える話にも長々と付き合わなければいけません。

田舎の行事には率先して参加しなければ後で何を言われるかわかりません。

都会で暮らしていたときの、自分は自分、他人は他人、などという考え方は通用しません。

そんな考えで田舎の人たちの心を射止められるわけがありません。

田舎の社会は狭いです。

一度嫌われてしまうと、それから後の生活は針の筵になります。

憧れだけでなく、現実に他人と向き合って田舎に溶け込もうという姿勢でなければ田舎暮らしは失敗します。

周囲の人のことを考えながら暮らすということを改めて考えてみたほうがよいでしょう。

michidoo in 見積もり on 8月 25 2016 » Comments are closed.