東洋新薬の優れた商品開発能力

東洋新薬の研究開発能力とビジネス実績

株式会社東洋新薬は佐賀県鳥栖市に本部、福岡県福岡市に本社を置く化粧品や健康食品の製造販売を取り扱っている企業です。

1993年に前身となる化粧品企画業の株式会社セブンシーズが設立され、1997年にセブンシーズより健康食品部門が独立し現在の東洋新薬が設立されました。

同社の主力商品には「フラバンジェノール」と「葛の花エキス」に加えて「すいおう」があります。

「フラバンジェノール」は、フランス地方に生育する海岸松の樹皮から抽出した天然由来の機能性素材で、ビタミンCの600倍もの強力な抗酸化力を持ったポリフェノールの一種です。

血行改善やメタボリックシンドロームの防止に加えて美容や育毛にも効果があり、特に血行改善作用については学会でも発表され、確かな効能が証明されました。

「葛の花エキス」は、体脂肪の低減が期待できるトクホ素材である事に加えて美白などの効果も期待されています。

美容と健康に働きかけるイソフラボンや血中脂質を低減させるサポニンを含有し、二日酔い防止作用と肝機能改善に加えて体脂肪低下作用が確認されています。

お腹の脂肪や肥満、ウエストサイズが気になる方に適する日本初のトクホとして2016年に消費者庁から表示許可を取得しました。

「すいおう」は栄養価の高いサツマイモの茎と葉を食用として利用する事を目指し独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センターによって開発された製品です。

同センターで生育したサツマイモの品種のひとつである「すいおう」は茎と葉を乾燥、粉砕すれば天然由来の機能性素材に生まれ変わります。

カルシウムやカリウムなどのミネラル成分だけではなく、トマトの8.5倍ものビタミンB2も含まれているのに加えて、他の野菜にはほとんど含まれていないトリカフェオイルキナ酸という抗酸化力に優れたポリフェノールも含まれています。

以上の東洋新薬を代表する3つの商品は、サプリメントや健康食品など経口摂取する商品だけではなく、塗布する化粧品や薬品とするなどさまざまな商品展開が可能で、それを実現するにも素材の生産から商品とする加工まで一社で一貫して行える同社の強みです。

東洋新薬の商品開発を支えている要素に「ODEM構想」がある

それらの東洋新薬の商品開発を支えている要素に「ODEM構想」があります。

ODEMとは、OEMとODMを合わせた独自の造語で、双方の強みを活かしてより良い商品をユーザーに届けるためのコンセプトを表わしています。

同社は元々はODMメーカーとして事業を開始し、健康食品や化粧品などの商品の企画から製造までを長年にわたって担って来ましたが、さらにOEMの分野にも進出しました。

これまで培ってきた優れた企画力と開発力にOEMが加わり、「品質」「研究」「ものづくり」をモットーにこれまで以上に同社の商品を市場に供給するチャンスが大幅に増加しさらなる成長を遂げました。

東洋新薬の活動には、行政や山岳との連携の取り組みがある

東洋新薬の活動には優れた商品の製造販売だけではなく、行政や産学との連携の取り組みがあります。

2011年に「熊本県との産業振興に伴う包括協定」の締結を皮切りに、2012年には佐賀県、2013年には北海道と現在では6つの都道府県と同様の協定を締結しました。

協定の内容は地域住民の健康づくりや食育の推進、青少年の育成や教育、地元の農林水産物を活用した商品の研究開発により地域を活性化させる事を目指すなど、地方の健康や経済に大きな貢献を果たすものとなっています。

2015年には特許庁長官より「知財功労賞」を受賞

2015年にはそのような活動が評価され、特許庁長官より「知財功労賞」を受賞しました。

産学との連携では2016年に東京大学、2017年には京都大学との連携協定を締結し、同社が持つ研究開発能力とビジネス実績により産学連携に取り組みながら研究成果の実用化を目指しています。

それらの外部機関との強固なネットワークが同社が保有している高い専門性を持った人材と最新の設備を備えた研究開発体制と融合し、他社の追随を許さない優れた効果とオリジナリティのある商品開発へと繋がりました。

前述の同社の主力製品の中でも「フラバンジェノール」はトゥールーズ理工科学院と、「すいおう」は九州沖縄農業研究センターとの共同開発で、正に外部の機関との連携により誕生した商品で、今後もユーザーを健やかな毎日へと導く優れた効果を持った健康食品や化粧品などの商品の登場が期待されています。

また、学術発表や論文の発表なども積極的に行っており、さらなる発見と次世代の商品開発を目指すのに加えて、知的財産管理では専門部署を設置し、同社の研究開発の成果や技術を守るのはもちろんのこと、第三者の権利を侵害しないような対策も講じており、遵法精神と高いコンプライアンス意識のある健全な運営への取り組みが日頃から行われている点も見逃せません。

株式会社東洋新薬はこれまで高く評価されてきたODM企業から、さらにODMとOEMの両方の強みを兼ね備えたODEM企業として新たな進化を遂げています。